8月9日(土)、なんばパークスガーデンにて、夏の季節イベント「ガーデンde盆踊り」を開催しました。
万博でのギネス記録挑戦をきっかけに、いま再び注目を集める“盆踊り”。パークスガーデンでは、緑の提灯がやさしく揺れ、自然の風景と溶け合う空間の中で、現代的に楽しむひとときが広がりました。
幻想的にライトアップされた空間の中央には、緑に彩られた盆踊り櫓(やぐら)が据えられ、DJとMCが奏でる音楽にあわせて、踊りの輪がゆったりと広がっていきました。
訪れた人々の笑顔と熱気が、ガーデン全体にじんわりと広がり、夜のはじまりとともに空間全体が一体感に包まれていきました。
踊りがつなぐ、多様な輪

「東京音頭」「炭坑節」「河内音頭」といった日本の伝統的な盆踊り曲をはじめ、J-POPやHIPHOP、クラブミュージックまで多彩な楽曲が流れる中、踊りの輪が自然に広がっていきました。 初めて盆踊りに触れる若者や、観光で訪れていた外国人の方々も、最初は見よう見まねながらもリズムに身をまかせ、次第に手の動きやステップも様になり、笑顔で踊る姿があちこちに。
「言葉が通じなくても、踊りで通じ合えますね」と語る参加者の声もあり、文化や言語の違いを超えて、一つの輪の中で気持ちが通じ合う―そんな心温まる光景が広がりました。
老若男女、そして国籍を問わず、人と人をつなぐ力がある盆踊りの魅力を、あらためて実感できる時間となりました。
ビール片手に、光と緑に包まれて
飲食ブースには、なんばパークスから「トゥザハーブズ」さんが出店。
クラフトビールや唐揚げ、ピザなど、片手でも楽しめるフード&ドリンクが並び、踊りの合間に立ち寄る来場者で賑わいました。
スタッフの皆さんも音楽にあわせて自然に手を動かしたり、リズムにのって声をかけ合ったりと、笑顔で一緒に会場を盛り上げてくれました。
提灯のやわらかな光が揺れるライトアップされたガーデンは、昼間とはまったく違う表情を見せ、まるで緑に包まれた屋外ラウンジのよう。
音楽、美味しい食、そして人とのふれあいが交差する、心解きほぐされるようなひとときとなりました。
一時の雨も、踊りで晴らして
イベント中盤には小雨により一時中断となりましたが、20時ごろには無事再開。
雨上がりの澄んだ空気と提灯の光が重なり、より幻想的な雰囲気に包まれながら、最後まで多くの方に踊りを楽しんでいただきました。

夏の風物詩として親しまれる盆踊りを通じて、緑豊かなガーデンの自然を感じながら、世代や国籍を越えて多くの方がひとつになり、笑顔で夏の夜を楽しむことができました。
パークスガーデンでは、これからも季節に寄り添いながら、
自然とふれあい、心がほどけるひとときをお届けしてまいります。
また次の季節に、ガーデンでお会いしましょう。